日大通信【本文引用とは?】文学専攻だった私が学んだこと

以前こちら↓

でリポートの書き方について書いたのですが、今回は文学専攻だった自分が当時なるほど…!と思った本文引用について書いてみようと思います。

ただし私は教職を取っていたわけではないので、

ほとんど個人的な感想と、学んだことの備忘録みたいな感じです。

国文学専攻のことなので他学科のリポートで参考になるかはわかりません。

そうなんだー程度に読んでいただけたら嬉しいです。

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日大通信【本文引用とは?】文学専攻だった私が学んだこと

当時日大通信に入りたての私は、リポートや小論文の書き方に関してほとんど初心者でした。

とりあえず序論、本論、結論という流れは聞いたことあるのでそんな感じに書けば良いんだろう…

とか、その程度でした。

でもいざ実際に講義を受けてみて、小論文のテストを出された時、全然手が進まないことに気づいたのです…

その時のテストは確か、古典作品についてのテストだったのですが、

なんとなくこうだろうという答えを考えついても、実際に自分の考えを説明して論述することの難しさと言ったら…

結局全部書ききれず、未完成で提出しました。

(幸いそれは練習的なテストだったので大丈夫でしたが)

そして次回の添削の講義で、大学の先生から

「皆さんちゃんと本文引用して下さいね」と言われたのです。

ぽこりん
ぽこりん

本文引用とはなんぞや?

ひよこま
ひよこま

初めはそう思うよね!

本文引用とは何?

作品の本文に問いに対する答え、つまり「根拠となる箇所」があるので、そこを抜き出して根拠を示しましょう

ということでした。

国文学ならでは?のポイントだな…と感じてなるほど…!と思ったのです。

(もしかしたら大学に入る前に既に習っていてそんなの知ってる…という方もいるかもしれませんが)

ちなみに、

  • 源氏物語などの古典文学の場合、抜き出すのは現代語訳でなく原文の方
  • 引用する際は「」で括り、一字一句そのまま抜き出す
  • 自分の考察は必ず自分の言葉で書く
  • 抜き出すのは適切な箇所だけ(だいたい文節の区切りくらい)で文字数稼ぎに長々と引用するのは良くない

とのこと。

でもこれを知ってから、格段にリポートや小論文のテストが書きやすくなったのです。

なんせ根拠となる作品の「本文」そのものを抜き出しているので、私がいくら自分の言葉だけで説明しようとしてもいまいち説得力に欠けていた文章が、

本文引用することでぐっと説得力が増したのです…

つまり原文のこの箇所でこう書かれているので、私はこう考えますよ、という論述を、「」で原文を引用することでよりわかりやすくなるのだと思います。

それまで文学系以外のリポートで、教科書や参考書の引用をすることはありましたが、

文学系のリポートや小論文の場合、

作品について問う問題だったなら、本文引用することが大事みたいです。

考えてみれば基本的で当たり前なことなのかもしれませんが、私は入学したての時にこれを習って書く練習をして良かった…と思いました。

必修の卒論の時にすごく役に立ったので…。

まとめ

今回は私が日大通信の講義で学んだ本文引用について書いてみました。

とはいえ何回書いてもリポートや小論文って難しいなぁと感じます…

以前書いたリポートの書き方以外にも学ぶことや気をつけることなどたくさんあると思いますが、

私がそんなにたくさん書けるほど上手じゃないな…と思ったので、

今回は自分の感想&備忘録的にまとめてみました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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