こんにちは、ひよこまです。
ここ最近のんびりできる時間ができたので、何か始めたいなーと思っていたところ、シンガポールに住んでいる仲良しな姉(ぽこりん)と一緒に、初めてブログに挑戦してみることにしました。
ひよこまは日本に住んでいて、事務のお仕事などをしてました。よろしくおねがいします!
私がブログに書こうと思っているのは、通信制大学のことです。
私は数年前になりますが、日本大学の通信教育学部を卒業しています。
もともとは別の大学に通っていたのですが、学びたい学科があったため、2年次編入をして3年で卒業しました。
通信制大学っていうと、卒業するのが難しいっていうイメージがあるけど…
私も入学する前は、同じように不安に思ったよ!
私の場合の目標は、「大卒資格を取ること」でした。
でも通信制大学というと、
- 教員免許の資格を取りたい
- 大卒資格はあるが、別の学科を勉強してみたい
- 生涯学習として通いたい
といったふうに、いろんな目的で通う人がいるのが特徴です。
でも目的は違っても、単位を修得して卒業を目指すというゴールは変わりませんよね。
なので、わりかしマイペースでのんびりしている自分でも卒業できた経験が、もしかしたら役に立つこともあるかもしれない、と思って書き始めてみました。
通信制大学に興味はあるけど、詳しくは知らないんだよね
という人のために、今回は通信制大学の大まかな特徴をざっくりとまとめてみました!
通信制大学とは?卒業した人がまとめる7つの特徴
①入学しやすい
通信制大学は、入学資格さえあれば基本的に誰でも入学できます。
この入学資格とは一般的に、
高等学校を卒業した者、またはそれと同等以上の学力があると認められた者、
もしくは高等学校卒業程度認定試験に合格した者
となっています。
審査は基本的に筆記試験などはなく、書類選考で行われます。
(大学によっては面接、まれにだが小論文の提出がある場合も)
もちろん卒業をすれば、大学卒業資格である「学士」の学位が授与されます。
通信制大学は正規の大学過程ですので、ちゃんとした大卒資格となります。
ちなみに、多くの通信制大学は4月入学と10月入学があります。
入学時期によって何か変わってくることはあるの?
入学式があるかどうかや、転籍制度に違いが出る場合もあるよ!
でも、学びたいと思ったタイミングで始められるのは良いよね
②編入制度がある
通信制大学のほとんどに、編入制度があります。
- 短大や専門学校を卒業された方
- 大学を中退された方
- 学士を持っている方
などが、それまでに修得した単位を認定してもらい、その単位数に応じて、2年次編入、3年次編入、4年次編入することができます。
この修得している単位のうち、すべて認定してもらえる大学もあれば、認定してもらえる単位に上限が決められている大学もあります。
この認定方法は大学によって異なってくるので、入学する前に必ず確認しておいた方が良いと思います。
せっかく修得した単位なのですから、最短で卒業を目指すのであれば、なるべく多く認定してもらえる大学の方が良いですよね。
また、出身校によって編入できるのかどうか、どれくらいの単位を認定してもらえるのか、変わってくる場合もあります。
ちなみに私は、事前に入学相談に行って、単位をどれくらい認定してもらえるのか、何年次編入になるのかを確認してから編入学を決めました。
ちなみに、多くの大学で、卒業までに必要とされる単位数は124単位となっています。
例:短大卒で既に62単位習得していた場合
これを一括認定してもらえたとすると…
残り卒業するまでに取らなければならない単位は、62単位となる
半分免除されたことになるんだね!
なので、学びたい学科があり、かつ、認定してもらえる単位の多い大学を選ぶのがおすすめです。
③学費が安い
通信制大学のほとんどは、通学の大学と比べて学費が安くなっています。
これはかなり大きいメリットだと思います!
もちろんこれはおおよその目安で、すべての大学がこの例の通りとは限りませんが、
通学の大学1年分相当の学費で4年間学べると考えれば、かなり学費を抑えることができますよね。
ちなみに私はスクーリング授業を多めに取っていたのですが、私の場合は編入学だったこともあり、3年間の総額は80万円ほどでした。
一般的にスクーリング授業を多く取るほど費用が掛かるので、スクーリングを必要最低限にして、
自宅学習を中心にすると、もっと費用は安くなります。
個人的には、スクーリング授業の方が単位を取りやすかったので、もし通えるのであればですが、多少費用が掛かってもスクーリング授業を取ることをおすすめします。日大通信の場合、スクーリングを多めにしても、4年間で100万円〜120万円ほどで卒業できます。
④基本はリポートによる自宅学習
メリットとしては、自宅で好きなタイミングで学習でき、自分のペースで進められることです。
私はわりとのんびりマイペースな人間だったので、、この恩恵はかなり受けられた方でした。
言い換えると、自分である程度スケジュールを管理する必要はあるのですが…笑
ちなみに、最近ではメディア(ネット)授業がある大学も増えているので、科目や大学によってはパソコンを利用して課題を提出することもあります。
わからないことがあった場合はどうするの?
ほとんどの大学には、学習支援センターや相談室があるよ!
私も編入学した当初、わからないことや念のため確認しておきたいなーという程度のことでも、不安な点がない方がこれから勉強を進めやすいと思ったので、聞きに行っていました。
学習支援センターには指導員の方もいれば、確か私が行った時には卒業生の方も来てくれていて、親切に教えてもらえた記憶があります。
地方に住んでいる場合でも、全国に学習支援センターを設置している大学もあるので、サポートを積極的に利用してみるのも良いかもしれません。
⑤スクーリングの授業があり、学び方のスタイルを選べる
通信制大学には決まりがあり、124単位のうち30単位はスクーリング、またはメディア(ネット)を利用して授業を受ける必要があります。
(※編入学、再入学などは軽減されることも。また、必要単位数は大学によって異なる場合もあり)
そのため大きく分けると、
- スクーリングなしで卒業できるところ(代わりにメディア授業を利用)
- 基本は自宅学習だが、最低限30単位はスクーリング授業を受ける必要がある(全てをメディア授業にできない)ところ
- スクーリング授業が多く、昼間や夜間、夏季、冬季など、幅広い通い方ができるところ
という感じになります。
なので、社会人の方、主婦の方、学業専念できる方、
それぞれが単位を取りやすい学び方ができる大学を選ぶことをおすすめします!
ちなみに日大通信の場合、なるべくスクーリングで単位を取りたい方でも、
自宅学習中心にしたい方でも、両方のニーズに応えられるようなカリキュラムになっていました。
この自分で学習の仕方を選べて、スケジュールを作れるというのは、私にとってすごーく大きなメリットでした。
スクーリングとリポートによる自宅学習の配分を自分で決められるので、スケジュールが立てやすくてとっても助かりました…
通いたいけど近くにキャンパスがないな、という場合は、ネット授業が多い大学を選んでみるのも良いかもしれませんね。
自分で学び方のスタイルを選べると言うのは、通信制大学のメリットだと思います。
⑥教員免許、司書教諭、学芸員などの資格も取れる
通信制大学では、教員免許状、司書教諭、学芸員などの資格を取ることができます。
※大学によって取れる資格は異なります。
その他にも、保育士、社会福祉士、幼稚園教諭、社会保険労務士、認定心理士などの資格が取れる通信制もあります。
すでに大学を卒業した方が資格を取るために入学したり、あるいは大学卒業を目指しながら一緒に資格を取得したりするケースがあります。
ちなみに私が通っていた日大通信の場合は、教員免許、司書教諭、学芸員の3つの資格を取ることができました。
⑦大学の施設設備が利用できる
通信の学生であっても、基本的に通学の学生と同じように大学の図書館や食堂も利用することができます。
自宅からキャンパスが近い場合は、ぜひ積極的に利用してみることをおすすめします。
私も卒論を書くために、日大の図書館を何度か利用したことがあります。
また、大学によっては通信であってもサークルに入ることもできます。
まとめ
今回は、通信制大学の大まかな特徴を7つ挙げてみました。
- 入学しやすい
- 編入制度がある
- 学費が安い
- 基本はリポートによる自宅学習
- スクーリングの授業があり、学び方のスタイルを選べる
- 教員免許、司書教諭、学芸員などの資格も取れる
- 大学の施設設備が利用できる
※ただし大学によってはこの特徴に当てはまらない場合もあります。また、現在は新型コロナの影響によりスクーリングなどの取り扱いが変わっている場合もありますので、各大学のサイトなどを確認してみて下さい。
ざっくりとになりますが、だいたいの通信制大学のイメージの参考になったら嬉しいです。
次回からは、私が卒業した日大通信のことを中心に記事を書いていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!