はじめまして、シンガポールで主婦と事務職をしているぽこりんです。
シンガポールに住み始めてもう15年以上経ってます。
姉妹である末っ子のひよこまと一緒に、すこしでも役にたつ面白い記事を書いてみようとブログを始めました。
ひよこまは日本に住んでおり、ぽこりん(私)はシンガポールに在住していますので自分達の記録としても残していけたらなぁと思っています~!
よろしくおねがいします!
シンガポールの正月は、日本の正月と同じように、ショッピングモールなどのお店が大体閉まっており、まれに空いているレストランなどはとても混みあっています。
シンガポールでは共働きが多いため、どうしても外食する人が多くなりレストランやホーカーセンターが混みあうのです。
ホーカーセンターって何?
うん、わかりやすく言うと、飲食店の屋台や店舗を集めた屋外複合施設のことだよ。
今はコロナの影響で8人以上集まるのが禁止されている為(フェーズ3)、中華系の方は親戚への挨拶回りも少人数での集まりにとどまっているようです。
※フェーズ3とは、集まりの人数の制限や、ショッピングモールの人数制限の緩和、イベントの集まりの人数の緩和などが上げられます。
毎年この時期は盛り上がっているのにコロナの影響で今年はどこか寂しい~。
ここでは主にシンガポール旧正月についてご紹介していこうと思います!
シンガポールの旧正月とは?【2021年】
旧正月って日本の正月とは時期が違うよね?
そうそう、シンガポールの今年の正月は、2/12(金)から2/13(土)なんだよ!
そもそも、どうして日本とは時期が違うんだっけ?
シンガポールでは中国暦(太陰暦)というものを採用しているからだよ!
旧正月とはおもに中華系住民の多い国、シンガポール、中国、台湾、香港、マカオなどの中国歴(太陰暦)の正月の事を指しています。
中国歴(太陰暦)とは月の満ち欠けに合わせた周期のことです。
2021年の太陰暦の正月
シンガポールの旧正月 | 2/12(金)〜2/13(土) |
中国の旧正月 | 2/11(木)~2/17(水) |
香港の旧正月 | 2/12(金)~2/15(月) |
台湾の旧正月 | 1/25(日)~1/27(月) |
マカオの旧正月 | 1/25(日)~1/27(月) |
旧正月でも、国によって少し時期が違うんだね〜!知らなかった…
シンガポールの旧正月の特徴
①親戚まわりや集まり
中華系の方は旧正月に親戚の所へ挨拶まわりをします。
2個のみかんと、赤い袋のアンパオ(日本でいうお年玉のようにお金が入っています)をもっていきます。
みかんは2個もっていき、訪問先の人が用意してくれていたみかん2個と交換します。
アンパオは一般的には、子供や年配者、未婚者に渡す習慣があります。
「福」のおすそ分けという意味合いもあるようです。
②シンガポールのアンパオ(お年玉)
上記でも少し触れましたが、
アンパオは旧正月だけではなく、結婚式のお祝いなどにも渡しています。
つまりアンパオとは、日本で言うお年玉やご祝儀の総称のような意味合いを持っているようです。
4という数字は縁起が悪い為、2か8という数字を取り入れるのが一般的です。
例えば、旧正月だったら
- 2ドル (約160円)
- 8ドル (約640円)
- 12ドル (約940円)
などが一般的です。(SGDドル)
シンガポールでは、金額よりも、縁起の良い数字を重視するようです!
特に、7よりも8の方が好まれてるようです♪
また、アンパオの他にアワビの缶づめ、ビタミン剤、パイナップルクッキーなどの贈り物などを送る場合もあります。
一般企業などは、日頃からお世話になっているお得意先の企業さんやスタッフに渡したりしているところもあります。
私も務めている会社からアンパオをもらったことがあって、とっても嬉しかったです!
早速赤い服を購入して着ていました。
③なぜ正月は赤い服を着て、装飾やアンパオ(お年玉)も赤色なの?
由来としては、昔、山に住んでいた悪さをする野獣(Nian Shou)を追い払う為に、町中の装飾や着る洋服を赤にしたことから来るようです。
赤色は一般的に「幸福の色」とされていて、その為悪いものを寄せ付けないと考えられていたようです。
シンガポールの旧正月の有名な催しに、ライオンダンスやドラゴンダンスというものがあります。
獅子舞の着ぐるみを着て、ダンスを披露してくれます。
これにも邪気を払って幸運を呼び寄せるという意味合いがあるようです。
あちこちでこのダンスの音楽が流れるのですが、今年は在宅勤務をしている人も増えているため、例年のようには盛り上がりは少ないようですが、来年こそはダンスを見たいです!
私のシンガポールに住んでいる友達も、赤が大好きです。
とにかく赤色が縁起が良いとされてるみたいですね!
④旧正月前にする習慣
旧正月前になると、一般的にシンガポール人はベットシーツや下着を全て買い替えるようです。
なんでそうするのー?
前年の運気を一掃して、来年はいい運気を呼び込む為なんだって~
安いかというとそうでもなくて、3000円くらい~になるので意外と出費がかかります。
なので旧正月前になると、シーツ屋さんはもっとも繁盛しています。
シンガポールにはそのため、ベッドシーツを売っているお店があっちこっちにたくさんあるのです。
⑤お祝いムードはいつまで続くの?
今年は2月末位までお祝いムードが続くようです。
NTUC(シンガポールのスーパー)でも、玄関に飾るものやポスターなどの旧正月の装飾や、ネンガオという赤い餅も売っています。
町中にも赤い服を着た人が多くいたり、服屋でも赤い服が店頭に並んでセールになっていたりします!
私も来年の為に、もう1着くらい買おうかな~と検討中です。
ちなみに、シンガポールでは新型コロナの影響でマスク着用を義務付けられており、しないと罰金の対象になるので、みんなマスクをしながら気をつけて過ごしています。
まとめ
今回は、シンガポールの旧正月について、
5つの特徴と併せてまとめてみました!
- 親戚まわりや集まり
- シンガポールのアンパオ(お年玉)
- なぜ正月は赤い服を着て、装飾やアンパオ(お年玉)も赤色なの?
- 旧正月前にする習慣
- お祝いムードはいつまで続くの?
次回は、旧正月の名物「ローヘイ」という料理について、お話ししたいと思います♪
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!